ゴッドファーザーになりたくて

40代失意からの再生復活

40代で予期せぬ無職!転職せずに起業した理由

こんにちは。

マクドナルドで文章作成。コーヒー代を楽天スーパーポイントで支払おうとしたら、気がつかぬ間にポイントが激増していた。これまでポイントにはあまり注意を払ってこなかったが、これは大変な事だ。

「一円を笑う者は一円に泣く」と言うが、ポイントも同じだな。「1ポイントを笑う者は1ポイントに泣く」。

 かつてポイントカードなるものがあり、財布が膨らむ、面倒など弊害があったが、今ではスマホですべて解決。ポイントを笑う者に勝利なし。今こそポイントに光を!

 

 

さて、タイトルの「転職せずに起業した理由」ですが、まずは前提を。私マイケルちばは2017年6月に11年半勤めた会社を退職しました。転勤の内示があったのですが、家庭の事情で困難だったため退職することにしました。その理由で退職まですることなかったんじゃないかと思われるかもしれませんが、諸事情勘案し、決断しました。

 

当初は転職も視野に入れてました。「転職も」と言うことは、「起業」と両にらみだったわけです。「いつか起業したいな」と若い頃から思ってました。「甘い」な。

 

退職後は少しのんびりしました。少しと言っても半年ほどですからありがたい事です。

ちなみに同時期に退職した同僚は、次の職場に通いだすまでの約二週間、無所属の状態でブラブラしているのが、耐えられなかったと言ってました。何者でもない自分に耐えられないと。次の職場が決まっていたにも関わらずです。会社勤めが合っているという事でしょう。

 

ちょっと横道にそれましたが、その休暇中に、前職の取引先関係者から声をかけてもらいました。仕事の誘いです。

しかし、前職を退職する時に、競合会社や取引先に勤めないという2年間の約束を書面で取り交わしているし、難しいかなと思いました。ところが先方はそんな事は百も承知で、「いろんな事業をやっているから大丈夫。とりあえず話だけでも」という事で、そのいろんな事業のうちの一つのマネージャーと会うことになりました。

 

私より10才くらい年下と思われるその方はとても魅力的な女性でした。たまたま出身地が近いという事もあり、互いにこれまでどんな風に暮らして来たか、今後どんな暮らしをしたいかなどざっくばらんに話しました。

熱心に誘っていただき、またその方含め関係者も素敵で良いなと思いました。おそらく、その事業に関係してもうまくやれたんじゃないかなと思います。しかし、もうちょっとゆっくりしていたいという気持ちがあり、一旦今はそのつもりがないとお断りする形になりました(その時点では長期旅行なども検討していた)。

 

その方と会った時に言われた一言が、私にとってインパクトのあるものでした。「きっとあなたは、誰か知り合いに誘われたところで、仕事をすることになると思いますよ」と。確かにそうなる可能性高いなと思いました。

私は気のいいあんちゃん的なところがあり、だいたいの方とうまくやっていく事ができます。また、目の前の仕事には熱心に取り組み、たとえ最初は上手くいかなくても、諦めずに追いついて、人並み以上に出来るようになる自信もあります。ですから、営業職であれば、どこに行ってもなんとかなるだろうと楽観的でした。

 

しかし、40代半ばになって、その出来るとわかっている事をまたやるのか?マイケルの人生それでいいのか?という事も思いました。

出来るとわかっている事をもう一度やるのは、面白くなさそうだなと思いました。だったら、甘く考えていた起業に真剣に取り組んでみようと思いました。

私は、調子の良さでこれまで、多くの方に助けられてやって来ました。それ自体は良い事ですが、悪く言えば人任せ、無責任なところがありました。

 

40代半ば、突発的に勤めを辞めた自分が起業する。大丈夫かよ?と思う反面、ワクワクする興奮があります。起業しようという一大事が、自分の意思でなく転勤話から始まったのは気に入りませんが、これまでズルズルとやって来たのは自分ですからしょうがない。やるしかないってところでした。

「ああ若い頃、起業を考えた事もあったな」のまま、人生を終えるのは嫌だなって事です。

 

幸いな事に蓄えはそれなりにありましたし、最悪どうにもこうにも事業が立ち上がらなければ、またどこかで勤めれば良いだろうと考えました。40代の転職。ましてや、一度起業して、失敗しましてなんて人を雇う会社は多くはないでしょうが、贅沢言わなければ、ない事もないでしょう。楽観的に考えられるのはありがたいことです。

 

以上、「起業を考えた事もあったな」で人生を終えたくないが、私の起業した理由です。予期せず無職になるのも、自分を見直すには良い機会でした。

 

ではまた。