ゴミ屋敷に関する考察
こんにちは。
ゴールデンウィーク真っ只中の本日、マイケルは朝から自宅の片付けをしています。それというのも先日まで実家に滞在していたのですが、そこで、これはまず実家もそうだが、自宅の片付け、掃除をせねばと考えたからです。
少し前から実家の荷物を少しづつ減らす作業をしてもらっているのですが、なかなか進みません。母にとってもは家の中のものはどれをとっても、思い出深い品だからです。
そんな様子を見ていた時に、何気なく弟に「母には片付けろ」と催促しているものの、「実は自分の家も不要品が片付いてないんだよな」と話すと、
弟の方も、「いや、実は自分も片付かなくて・・・」というではないですか。それで弟が自分の部屋を見てくれというので、弟しか使っていない二階の部屋を見てみると、
まあまあの汚れっぷり。テレビで見るゴミ屋敷とは言えぬものの、初期段階でしょうか。映画好きな弟は昼間から自室で映画を見るために雨戸が閉めっぱなしになってます。当然窓を開けて風を入れたりはしてません。
そこで、相談して二人で片付けることにしました。二人で1時間程度でしょうか。すぐに片付きました。
雨戸を開けて、通風し、布団を干し、床に直接置いてあるものは、棚に置く、物入れに置くなどし、掃除機をかけました。
キレイになった部屋で椅子にかけ、リラックスしていると、書棚にこんな本がありました。
言語学者 鈴木孝夫氏の「人にはどれだけの物が必要か」ミニマム生活のすすめ
人にはどれだけの物が必要か: ミニマム生活のすすめ (新潮文庫)
- 作者: 鈴木孝夫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2014/03/28
- メディア: 文庫
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面白そうだと思い、借りることに。
すると母も読みたいと。
片付けられない私・弟・母がこの本を読む。
ブラックジョークだ・・・。
以前、ゴミ屋敷がよくテレビで取り上げられる理由って何だろう?って思ったことがありました。
とてつもなく汚い部屋がキレイになっていく過程が面白いのかと思えば、ただただ、汚いままで周りの人が困ってますというような特集の場合もある。
マイケル的には、ゴミ屋敷がこれだけ人気?なのは、このゴミ屋敷って現象に対して誰しもが、心当たりがあることだからなんじゃないかと思います。
社会のゴミ屋敷率っておおよそ1割程度と言われています。でもこれは、問題になるレベルのものだけ。おそらくゴミ屋敷一歩手前、二歩手前、三歩手前となると、結構な比率になるんじゃないでしょうか?
世の中「断捨離」や「ミニマリズム」がもてはやされてますが、これもゴミ屋敷や片付けられない人々の反作用と言えるでしょう。
家や部屋が汚れてるってことは、その家の住人の頭の中も同じなんじゃないのかな?ゴミや使わなくなったものでいっぱいなんじゃないの?
そんな考えに至りました。もちろん自分のことです。
ということで、もうこれが最後!断捨離いたします!のゴールデンウィークです。
ではまた。