性能アップがまさかの裏目 昨今トイレ事情
こんにちは。
物入りな年の瀬に事件発生です。
トイレの流れが悪い。どうやらつまり気味の模様。完全に詰まったわけではないものの、年末にトイレが使えないなんてことになったら最悪と早速手を打った。
ポッコンで処置したり重曹を流してみたりしたものの、なんの反応もないので、仕方ない。暮らし安心クラシアンに電話。やっぱりCMで散々耳に残っているクラシアンにかけてしまう。条件反射のごとく。
早速若いお兄さんが登場。まずは状況確認。洗面台から水を大量に流すとトイレ、風呂、台所が反応、コポコポいっている。ああ・・・。
早々に配管の高圧洗浄を行うことに決定!
この年の瀬に37,800円の出費はでかい・・・でかすぎる。
しかし、この手の問題に選択肢などない。クラシアンに電話した時点で高圧洗浄の可能性が高いと踏んでいたので、ジタバタしてもしょうがない。
うちは配管を外にまわさず家の床下を通すスタイルになっている。これは家の配置上の理由で、浄化槽までの距離が長いために決まったことで、本来メンテナンスを考えれば下策なのだが、しょうがない。
配管が床下を通っていてかつ長いため、お兄さん当初の想定以上に時間がかかってしまいかわいそうだったが、特段割増料金などはなくありがたい。
施工後に詰まった理由などお兄さんと雑談したが、どうやら昨今のトイレの節水性能のアップが配管詰まりの原因の一つとなっている模様。
お兄さんの話では、古いトイレを新しく節水トイレに変えたりすると、詰まりが起こる例が多いそう。これは、流れる水の量が減るため、どうしても配管に紙だの溜まってしまうらしい・・・
まじか・・・
節水トイレで詰まりが起きやすいなんて聞いてないよ・・・。
うちは井戸水なんで、節水してもしなくても、金銭的にはほとんど影響ないし・・・(環境への影響はあるかもですが)。
こういうことってありますね。良かれと思って使われたものが、巡り巡って別な騒動を引き起こすってことが。
自分の実家は、配管の洗浄などしたことがなかったが、詰まったことなど一度もなかった。トイレ、風呂のすぐ裏に浄化槽があったし、もちろん30年以上前のトイレは大量の水が流れます!現代のトイレより良いのでは?少なくとも自分にとっては。
いやいや、新築して3年でこんな事態になろうとは。
これから新築される方、リフォームを検討されている方、配管が長い場合は、節水トイレは危険です。
お兄さんからは、三年に一回くらいの高圧洗浄と一回の用足しに二回水を流したりといったアドバイスをいただきました。
節水トイレを二回流すって・・・どんなだよ・・・
節水トイレって詰まりのこともあるけど、
汚れについても、怪しいと思う・・・。
なんのために水を流しているのか・・・。
汚れをしっかり落とし、浄化槽や下水までしっかり汚水を流すのが本来の水洗トイレの役割ではないか?
節水出来ても詰まったり、汚れが落ちなかったら・・・
便器メーカーの研究者さん、こんなことも頭の片隅に置いておいてもらうとありがたい。住宅メーカーもちょっとアドバイスしてもらえるとありがたい。
しかし、節水でない水洗トイレってあるのかな?
後日自力で水量アップしました・・・。