ゴッドファーザーになりたくて

40代失意からの再生復活

仕事を辞めた事を義父に伝えた時の話

こんにちは。

 ここ何ヶ月かモヤモヤしていたものが、晴れそうな気配。マイケルちばです。

 

今日は、会社勤めを辞めて起業した事を義父に伝えた時の事を書きます。

もう数ヶ月ほど前の事ですが、やはり伝えるときはヒヤヒヤしました。義理の息子の経済力は、自分の娘と孫の生活に直結しますからね。

結果からすると案ずるより産むが易しって感じでした。お伝えすると、「もう辞めたの」「はい、辞めました」と確認がありました。義父からすれば、すでに辞めてしまっているものに良い悪いと意見してもしょうがないと思ったのか、その後はえらく前向きな素敵な話になりました。

義父曰く、「私が独立したのも46才の時だった。」「独立しようと決めてから、準備に7年かけた。」から始まって、様々な事を楽しく教えてくれました。

当時世はまさにバブルを謳歌していて、義父も随分と投資で儲け、サラリーマンの身でありながら、独立時には7,000万円ほどの現金を持っていたそうです。特に大きかったのは、複数持っていたゴルフ会員権の売却益。

そして株です。株については、義父は相当に研究熱心だったようです。当時は営業職をしていたので、売り込みと称してあちこちの会社に出入りし、その実情を探ったそうです。その会社の人と話をすれば、その会社がどんな状況か、今後どうなりそうか予想する事が出来たとの事です。そしてこれはと思った会社があれば、まず株を買い、その後やはり営業で出入りしていた証券会社へ出向き、こんな良い会社があると宣伝したそうです。当時は多くの株が上がっていた状況ですから義父の話は話半分としても、真剣に取り組んでいることはよく伝わりました。その話す姿はイキイキとしていて、輝いていました。

 

商売ですから良い時もあれば、悪い時もありで、その後義父は7年ほど代表として会社を経営しましたが、最終的には撤退を余儀なくされました。無念であったと思います。

再起をかけて中国へ渡る計画があったそうですが、義母の猛反対で潰えたそうです。そのあたりの事情は妻から聞いていましたが、初めて義父の口から聞く事が出来ました。

 

そしてもう一つ義父から大事な話がありました。それは私からすると義理の弟。つまり義父の息子。私の妻の弟の事です。

気の良い弟ではありますが、その仕事については、不明でした。どうやら勤めに行っていないことは、わかってましたが、ネット等で何か売買しているような話もありましたので、小商いでもしているのかなと思っていたのですが、実家に両親と三人で住みながら、家に一切お金を入れていないとのことでした。そのことは私も知りませんでしたので、大変驚きました。

義父にとっては、その事が大変な負担になっているようで、死んでも死に切れないと行った感じです。そして、私が事業を始めたら、義父と義弟も手伝いたいんだとの申し出がありました。

いや、そうしたいのは山々なんです。しかし、私にはまだ何もない・・・

 

しかし、ゴッドファーザーなら、当然全て引き受けなければなりません・・・のんびりしてられないのです。

 

 

ではまた。